四万十で続く鍛冶職人三代目菊池祐が作る鉈です。
【月5本限定】土州勝秀作 四万十町の鉈(なた) 片刃
内容
・鉈(なた) 1本
鞘付き
※製作には1ヵ月半~2ヶ月ほどお待ちいただく場合がございます。
※手作りの為、画像とは多少異なる場合がございます。
【事業者】勝秀鍛冶屋
ずっしりとした重みのある刃、自然と手にしっくりなじむ形の柄、細部にわたる作り込みの美しさにため息が出ます。
菊池さんは、2代目土州勝秀の松村さんに弟子入りした、若き鍛冶屋。
奥様と二人三脚で3代目土州勝秀として、また「勝秀鍛冶屋」として、全て手づくりで仕上げます。
「長く使えるいいものを」が勝秀鍛冶屋の心意気
勝秀鍛冶屋の鉈は、片刃です。
アウトドアや薪割り等、様々な用途で使えます。
刃は土台となる鉄と、鉄より硬い鋼(はがね)で作られます。
鋼は鉄より高価だったため、鍛冶屋によって鋼の入っている量が変わります。
土州勝秀の鉈は、代々「鋼は刃の半分以上に入っていなければならない」というこだわり。
鋼が半分以上入っていることで鉈の強度が上がり、長い間使える鉈になります。
材料代や手間暇を惜しむことなく、「長く使えるいいものを作る」ことが土州勝秀、そして勝秀鍛冶屋の心意気です。
刃、柄、金具、鞘まで全て手づくり
近年では、鍛冶屋も分業制が進み、たくさんの人々が関わって1本の鉈を作っていきます。
勝秀鍛冶屋では、刃、柄、金具、鞘まで自分で作ります。
刃が手づくりのため、厚みや長さが少しずつ異なります。
そのため、柄もそれに合わせて1本ずつ作らなければならないのです。
刃と柄がぴったりとはまるように作られているので、それぞれを合わせる金具は、輪っか1つと釘1本。
そして、少し太めに作られた柄は、使う人がアレンジできるようにあえて太めになっています。
左利き用の鉈も作れます。
1本1本手作りのため、ご要望に応じて左利き用の鉈を製作することができます。
左利き用の鉈をご要望の場合は、備考欄へご記入ください。
鍛冶屋になりたくて
菊池さんは、Iターンで四万十町に来られて、2代目の松村さんに弟子入り。
3代目土州勝秀として、「まだまだ修行中」と話す菊池さん。
松村さんの作り方を受け継いだ菊池さんと奥様が1本1本丁寧に作り上げる鉈。
ぜひ、一生ものの逸品を手に取って体感していただきたいと思います。